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高い関心の半面、心配な要素が残るレーシックの安全性

「レーシック」による近視治療に関心が集まる一方で、安全性の面でまだまだ批判的な声が少ないわけではありません。もちろん、どんなものにもよい面、悪い面があります。また、人によって合う合わないがあるので、一概に100%よいとといい切れる治療法となれば皆無に等しいでしょう。「レーシック」は手術自体も日帰りで行えるので、簡単でお手軽なイメージがあります。それを裏付けるかのように、日本国内での施術件数は推定で年間40万〜45万件。しかし、これだけ多くの人が施術を受けているにもかかわらず、術後の後遺症や副作用に関する報告がなかなか集まりにくい状況にあるのか、今一つオープンにされていません。
実際にレーシックの術後トラブルが医療上の問題なのか、患者側の問題なのか。まず、原因究明をはかることが第一ですが、手術自体の安全性はかなり高いといわれています。では、医療的な面に原因があるとしたら、どういう場合でしょう?
保険の適用外である「レーシック」はかつてはもっと高額で、施術が受けられる医療機関も限られていました。ところが、最近はレーシックの医療機関も増えており、患者側も治療内容より安い料金を優先して選んでしまうことがあります。もちろん、治療費が高ければ安心、安全というわけでもありません。
ただ、ひとつの傾向として、費用をおさえているところは、それだけ術前の検査を簡易的にしていたり、短時間に多くの患者を施術するため器具の消毒が十分でなかったり、手術室、病院内の衛生面が問われるようなケースも見られます。また、医師の経験不足から後遺症や感染症が起きるケースも否めないようです。
安易な気持ちで手軽さ、利便性だけで病院を選んでしまうと、後悔するようなトラブルが起きる可能性も出てきます。「レーシック」の安全性を求めるなら、きちんとした医療機関を選んで、十分な説明を受けたうえで施術するかどうかを決める。これが「レーシック」で確かな治療を受ける第一歩といえそうです。